Home
Concert Schedule

For first time visiter
Window-shopping
Our Wonderful Earth
Tea Break

Links

Robbin Lloydに関するプロフィール


活動に関するマスコミ記事

●「音楽を通して、もっと豊かな暮らしを届けたい」

みなさん、「音楽療法」をご存知ですか?近年、関心が高まり、福祉や教育、芸術、医療など、幅広い領域で活用されるようになってきました。今回は、「音楽療法」で、障がい者や高齢者のQOL向上に取り組まれている民族音楽のマルチプレイヤーであり音楽セラピストのロビン・ロイドさんにお話をお伺いしました。

続きはこちらへ。

ドリームアーク  http://www.dreamarc.jp/

 

 

●未来をつくる 文/松永詠美子

2010 年 3 月

『 HAPPY BIRTHDAY Mr.B! 』という詩集を知っているだろうか。外国人のミュージシャンが、僧侶兼イラストレーターの日本人とコラボレートした詩集としてテレビ番組で紹介され、昨年多くの反響を呼んだ。クスッと笑えたり、じんわり染みたりするその詩は、10年以上老人ホームで音楽セラピーを続けているロビンさんが書き留めた日記のようなものだ。どうしてこんな詩が書けるのか。ロビンさんの温かな目線を、人として見習いたい。

「この前、笑顔の C さんの

 きれいな歯並びを褒めたとき

 彼女はとても喜んで

 なんと

 それを取り出し

 私に見せてくれました」

 (『 HAPPY BIRTHDAY Mr.B! 』より)

 一つ一つの詩はとても短く、一瞬を切り取った写真のようであり、それでいて長い年月を感じさせる物語のようでもある。『 HAPPY BIRTHDAY Mr.B! 』には、そんな99の詩と絶妙なイラストに、12曲入りの音楽 CD がついている。正に、見て聴いて感じる癒やしだ。

  ロビン氏は、尺八や三味線を習うために、日本にやってきた。すでに日本語はペラペラで、日本人かと思うほど謙虚で遠慮深い。そして、世界のあちこちの養護施設や老人ホームで活動してきた経験を日本で生かしてくれている。「私の音楽セラピーには、決まった形がないんです。音楽セラピストとして施設に行っても、音楽をやらないで色鉛筆で絵を描くといったアートセラピーになることもあります。私たちは日によって聞きたい音楽が違うし、気分が悪ければ音楽なんか聞きたくない日もあるでしょう。施設にいるお年寄りも同じ。やりたいことは何かな、聞きたいだけかな、歌いたいのかな、太鼓を叩きたいのかな、と目を見たり、声を聞いたり、仕草を観察して、その日にみんなができること、やりたいことをやるんです。『さあ、みんなでこの歌を歌いましょう』っていうふうに、プログラムに縛られることはない。音楽セラピーの目的は、幸せになったり、穏やかな気持ちになることだから、押しつけるのはよくないです」。使う楽器がまた独特で、木の実が鈴なりになったものや、木の箱に針金が並んだようなもの、大きな壺……世界を旅して集めたというさまざまな楽器が、優しい音色とともに癒やしてくれるのだ。「私のセラピーでは、楽譜に頼らず、自然の力を借りて音楽を楽しむことを大事にしているんです」。

 ロビン氏が、ザンビアのある養護学校で体験した出来事がとても印象的だ。「いろいろな障害のある子ども達が180人もいる施設に行ったとき、びっくりしました。目の見えない子、耳の聞こえない子、知的障害のある子、みんな一緒にいるんです。日本では、アメリカもそうですけど、障害によって学校が分かれてますよね。でも、アフリカで私が訪ねた土地では一緒なんです。また、授業は午前中だけで、午後は自由行動になるんです。しかも、ほとんどの先生たちは帰っちゃうんですよ。日本では考えられないでしょう。障害のある子どもたちだけで過ごさせるなんてとんでもないって、親が文句を言うでしょうね。でも、子どもたちはすごいんです。お互いに障害を補い合うんですよ。例えば知的障害の子は、お昼の時間が来ても気づかないけれど、耳の聞こえない子が時間を教えて、知的障害の子に道案内をしてもらいながら一緒に食堂まで行く……といったことがごく自然に、誰が教えるわけでもなくできている。子ども達だけで助け合うことがちゃんとできるんです」。

 それは、聾唖学校だ、盲学校だと分けていたら起こらないこと。ロビン氏は、専門性を追求することは必要だけれど、それだけで考えると、先生も子どもたちも狭い世界になってしまうんじゃないかと心配している。ロビン氏の音楽セラピーは、どこかアフリカを思わせる自由なスタイル。それを学びたいという若者もいるようだ。

 「あちこちの施設から呼んでもらうのは嬉しいことですけれど、1回だけじゃなく、一人ひとりにもっと丁寧に関わっていかなければいけないと思っています。今は私じゃないとダメという状態ですけど、早く私の代わりになれる人を紹介できるようになれればいいな」。

 お年寄りや障害のある人と接するのは、神経も使うし、準備も大変だ。でもロビンさんは言う。「行けば元気がもらえるから」と、本当に楽しそうに。

 

 

●民族楽器の音で元気に ?高齢者施設を回る米国人ミュージシャン

 文/飯田克志  2008 年 東京新聞

 京都市在住の米国人ミュージシャン、ロビン・ロイドさんは、各地の高齢者施設で音楽療法に取り組む。民族楽器で奏でる音楽で交流を深めている。今秋、出会った高齢者の“素顔”を書き留めた絵本詩集を出版した。

 ロビンさんは尺八と三味線を習うため23歳のときに来日した。アフリカの民族楽器で、木箱に取り付けた金属の鍵盤を親指で弾いて奏でるカリンバなどを用いた音楽療法に取り組んでいる。

 民族音楽に興味を持ったのは少年時代。「14、15歳のころから、西洋音楽以外の民族音楽に興味を持って、世界地図を広げ、気になった国の音楽について図書館に行き調べていた」。

 来日後も世界約50カ国を訪れ、自宅にある民族楽器は数百点にもなる。

 音楽を使って相手を癒やしたり元気づけたりする音楽療法と出会ったのは「民族楽器を楽しんでもらおう」と企画したワークショップ。そこでは演奏体験だけでなく、民族楽器をめぐる旅で目撃した、人を癒やす音楽の力についても語っていた。

 参加した音楽療法の専門家から「あなたの話していることは音楽療法そのものだ」と専門学校の講師にと誘われた。

 アフリカなど再訪し、音楽療法という視点で演奏について学び直した。現在の音楽療法も学びたいと高齢者施設や障害者施設で行われる実践も見学。そこで、自らのカリンバの演奏で、子どもたちが元気になる体験もして、この道に入った。現在は全国の高齢者や障害者施設を回る。

 訪れた施設では、季節に合わせ童謡を一緒に歌い、手に持てるシェーカー鈴、太鼓などの民族楽器をそれぞれの高齢者に渡す。「珍しいからと音を出し始め、楽器を交換し合う。リズムが出てきたところでカリンバを合わせるように鳴らすと、優しく盛り上がる」。

 高齢者のやってみたいという気持ちに合わせる。「待つことを大切にしている。自然に童謡とかのメロディーになって、一緒に歌うこともある」「リズムに乗ると、普段は上がらない手が上がったりする」。

 一般向けに通常のコンサートも開くが、施設訪問は別の手応えを感じている。声にはならないけれど、口を動かして歌う高齢者、病気から回復する高齢者の姿を見てきて、「音楽療法で体調が良くなる。役立っていることがうれしい」と実感している。

 これまで出会った高齢者の姿を長年書き留めてきた詩99編を絵本詩集「 HAPPY BIRTHDAY MR.B! 」(コンテンツ・ファクトリー刊)にまとめた。

 D さんは体操嫌い 

 でも好きな音楽が流れると

 すぐに陽気に踊りだす!

 みましたか?

 I 氏が大喜びしていたあの笑顔

 通路で誰かが立ち止まり

 名前を読んでくれたんだって

 高齢者の喜怒哀楽を俳句のようにつづる。「『高齢者だから』とみんなひとまとめに見てしまいがち。詩を通じて、一人一人の思いに寄り添えるようになってもらえたら」。



●ミュージシャン・ロビン・ロイドさんの楽旅良品
旅先で出会った人々に贈られる ロビンさんのカリンバ
『大人組』7・8月号Vol8 2005.6.23
以下、一部抜粋


大人組
 旅には必ずカリンバを一つ持って行く。「音色も優しいし音を出すのも簡単。みんなすぐに集まってきて弾きたがるんだ」。言葉は通じなくても、ロビンさんは音によるコミュニケーションを楽しむ。そして「旅の最後に、一番お世話になった人にプレゼントする。だから旅に持っていくカリンバはいつも違う物だね」。








●民族音楽の旅 カリンバ
『朝日新聞・夕刊』2005.1.6(発行:朝日新聞)
以下、一部抜粋


 覚えた尺八を吹いても興味一つ示さない日本の友人が、「カリンバを弾くとなぜかすーっと集まって」。民族楽器のマルチプレーヤーで、ライブでも多くの楽器を紹介するが、問い合わせはカリンバばかり。「あの楽器はなんだ」「さわってみたい」。一回だけと8年前に7人のワークショップを開いた。「それ以来やめさせてもらえないんです」。口コミで全国に広がり、今では200回以上になる。「いろんな楽器の中からいつの間にかカリンバが浮き上がってきた」のが実感だ。



●京都・世界民族 音楽の旅の巻
ANAグループ機内誌『翼の王国』2004.11
以下、一部抜粋

翼の王国
 さっそく京都の町家に住む彼を訪ねた。部屋には変なところに穴が空いている壺とか、でっかい枝豆を乾燥させただけのようなものとか、ひと目見ただけで楽器と思えないようなものがいっぱいある。自分でも正確な数がわからないというコレクションを見せてもらっていると、木琴の下にひょうたんがついているガーナのバラフォンという楽器があった。叩いてみると、ひょうたんが音を共鳴させるので普通の木琴よりも震えたような面白い音がする。適当にポコポコ叩いていると、もうひとつのバラフォンをロビンさんが叩き始めた。こちらのリズムに合わせてくれているので、音と音が重なり合って響き始める。そのまま叩いていると空気がうねっていくのを感じる。音がピラミッドを上下にくっつけたような形になって浮かんできた!すごい、音って見えるんだ。それにさっきまで話していた時よりもすごく濃密に会話をしている感じがする。


●思いがけないカリンバワークショップ
学級新聞『ふぁいんぷれー』2002.2.4(発行:君谷小学校)
以下、一部抜粋

「楽しかったカリンバ」 カリンバワークショップに参加した児童の感想文

 わたしは、さいしょにカリンバをしました。すごくおもしろかったです。さいしょは、音が出ませんでした。でも、どんどんやっていたら音がでてきました。うれしかったです。それでどんどんやっていたら、手がいたくなりました。
 次に、すずをやりました。音がすごくきれいでした。またやりたいです。
 それで、作曲をしました。すごくいいようにできました。みんながんばってやっていてよかったです。わたしは、カリンバがすごくすきになりました。手はいたくなるけど、すごくいい音がでるから、だいすきになりました。また、こんどやりたいです。あと、またきかいがあったら来てください。



●エッセイ・京都を想う
いけばな嵯峨御流・冊子『嵯峨』2002.11
以下、一部抜粋


 私がインスピレーションを感じるのは、静かな露地とか、竹林、穏やかな水路、庭園、山、月光の明るい夜などなど。こうしたものに感じる安らぎは、世界のどこにでも見つけることはできる。だが、日本文化は、こうしたものを特に感銘させてくれる何かマジカルな要素をもっている。それこそ私たち一人ひとりが護っていかなければならないものなのではないだろうか。



●連載 日本で「音楽する」外国人--38 文=小沼純一
民族楽器奏者 ロビン・ロイド

『アサヒグラフ』2000.2.25(発行:朝日新聞社)より引用


地球を歩き続けて民族音楽を学び
京都にくらすマルチプレーヤー


 古風な家の二階、炬燵にはいっていると、大きな窓をとおして正面に嵐山が見える。折しも初雪が舞い始めたところで、座布団の脇にはみかんという人好きな猫がやってくる。
「ここでは、もりあがる激しい曲は作れない。全部おなじになってしまって、これ、ちょっと困ることあるね(笑い)。ときには、東京の人間の動き、あの、なにかうわーっとしたようなのが要る。そうでないと、みんな眠ってしまうような曲ばっかり。尺八吹いたらキマりすぎだし(笑い)」
 ロビン・ロイドさんの部屋は、銀閣寺から歩いて一、二分。東京ではもはや見られない懐かしい日本家屋。
「ずっといると日本的になってしまう。だんだんたまってくるものがあるから、時間とお金があれば、旅行に出る。この部屋があればまちがいなくしあわせ。でも生活が狭くなる、そこからちょっとはなれる」
 ロイドさんはさまざまな民族楽器を演奏するが、もっとも知られているのは、アフリカの親指ピアノ「カリンバ」。十人前後で始めたワークショップが口コミで広がり、四年間で参加者が二千人を超えた。

カリンバ 「なぜカリンバは流行るかなあと思ったら、これ、ゲームボーイの感覚。炬燵はいって両手の親指でやるんだからね(笑い)」
 まずアフリカの地図を広げ、この広大な地域の多様性について語る。そして、ピアノのような西洋近代の平均律とはちがった調律や音階が世界にはたくさんあることを語り、金属片を親指ではじくシンプルなオブジェが立派なひとつの楽器であることを伝え、手ほどきする。参加者はおよそ二時間でひとつの楽器がいじれるようになり、帰りには好みの楽器をおみやげとして持って帰る。
「アフリカの多様性はあまり知られていない。専門家はいるんだけど、大学の先生だったりするから、自分が話をしても意味があるんじゃないかなと。日本にいるから尺八は紹介がやりにくいしね(笑い)」

ソロコンサート  ロイドさんはシカゴ郊外の生まれ。子どものときからいろいろ楽器を弾いていたが、高校のときから民族楽器を手に取るようになった。大学ではそれぞれの社会で音楽がどういう位置を占めているかを研究。だが、実際に音楽にさわらないとわからないだろうと思って、海外に出たところ、アメリカには「帰ってこなかった」という。旅の最後の地が京都で、長唄三味線や尺八、琴などを勉強した。女性の師匠さんに習っていたので、京都弁になったが、意識して「途中で捨てちゃった」。

Robbin Lloyd
 その後、京都から台湾や中国、アフリカに出掛け、滞在。中国では貴州省の大学で短期間教えたこともあり、その後各地をフィールドワーク。チベットにも足を延ばしている。
 日本は、二十年以上になる。現在は、演奏活動を中心に、カリンバのワークショップをおこなうほか、専門学校で音楽療法講座も担当する 。
「アメリカで勉強したひとがやっている療法が多いでしょう。だからクラシックとかいうけど、日本のおばあちゃんのところでベートーベンやってもよろこんでくれない。それよりも、けっして宗教的でないはないけど、シャーマンのようなやりかたができないかと思ってる。カリンバや、アフガニスタンの足につける鈴を使ったり、シンプルに音がでるようなものを使ってね」
 いまは新しいタイプの本を製作中。「音楽ばっかり考えてるのはよくないと思ってる。バランスがわるい。音楽はひとの生活の一部だけ。だから、この本にはいろんなものがはいってる。自分が撮った写真と書いた文章。三曲だけのミニディスク。ハーブティー。指でさわる紙。五感をひらくようなものができたらいいな」

Robbin Lloyd  音楽に触れるにも音だけあればいいというものではない。時間と空間、そこにあるほかの要素も大切だ。「おいしい音楽聴いて、まずいハンバーガー食べたらよくないよ。自分が音楽をやるとき、聴いているひとにほかのいろいろなよろこびも感じてほしい。そう思うな」
 
注)文中に登場する「新しいタイプの本」とは、
 2000年に発売されたCD-BOOK『SONgs echo.01』のことです。




プロフィール
音楽活動のバリエーション
ライブ風景

HomeConcert ScheduleFor first time visitorsLive Photo | Window-shoppingOur Wonderful EarthTea breakLinks
mark
Robbin Lloyd Official Site
お問い合わせ:どら・くりえーしょん TEL.&FAX.075-752-1941
e-mail:  
Copyright (c) DORA CREATIONS. All Rights reserved.
Site design by MA+MA Planning Atelier : www.matoma.jp/