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北海道...Photo by Robbin



I lost my contact lens...




1)KUSHIRO
釧路湿原の冬の夜明けに、身を切る冷たい風と吹雪から身を守るには、できるだけ川に近いところまで谷を降りるのがいい。道は凍り、表面の氷は歩くと音をたててひび割れる。厚い雲が低くたれこめている時には、行く手を照らす星などひとつも見当たらない。完全な闇の中では、自分がどこにいるのか手がかりはない。

湿原の夜明け それでも、決してひとりでそこに立っているのではないと安心させてくれるものがある。遠くの丘にほんのりと朝焼けの兆しが見え始めると、タンチョウヅルの声が聞こえてくるのだ。雪裡川のおだやかで温かい(人間にとっては決して温かくはないのだが……)浅瀬の中、ツルたちは群れ、雪のように白い羽のコートに頭を埋めている。夜にはほとんど見えぬ、影のようなツルの姿が、日の出とともに浮かび上がる。十、二十、いや三十羽以上のツルが背中をふるわせ、つばさをはためかせている。

一羽のツルの甲高い美しい鳴き声が、谷深くこだましてふたたび戻ってくる。今度は二羽のデュエットが聞こえ、その後には合唱がわき起こる……クワー・カッカッ…クワー・カッカッ……首を長く伸ばし、頭を下げて、堂々とした彫刻のようなつばさを羽ばたかせ、上へ上へと優雅に舞い上がり、朝霧の中を飛んでゆく。

あるものは低空をスローモーションのようにすべり
つばさのはためきを残していく


湿原の朝焼け ツルのいる場所では時間がゆっくり流れる。気がつくと東から太陽がオレンジ色に輝きながら昇ってくる。風が雲を押しのけ、豊かに深い青空が見える。……クワー・カッカッ…地平線に見えるやわらかな白いシルエットの群れ。空気はまだ張りつめたような冷たさだが、川から少し高台へ登ると、少しだけ太陽の温もりが伝わってくる。 ここは、古代よりアイヌの人々の土地、自然の祝福と恵みを受けた場所。ゆるぎない冬の静寂、こだま、タンチョウヅルの声、ダンス、優雅な飛翔、すべてが我々と不可分なもの。

夢の中で耳を澄ませて…
頭上を舞うつばさと、どこまでも広がり、ささやく羽音

子供の鶴2)GROWING UP
卵からかえって三ヶ月もすると、ひなの背丈は成鳥と同じくらいになり、飛べるようになります。ひなの頭部と羽根は、茶色がかっていて、冬になる前の湿地帯では保護色となって、捕食者から身を守ってくれます。成鳥の赤い冠は感情が高ぶるとより大きく濃い色になります。 大人の鶴












鶴の歌3)SONG
鶴の鳴き声は、短いですが様々なパターンがあって、それぞれに特徴があります。彼らの「歌」には次のようなものがあります。
・縄張りの誇示
・威嚇
・警戒
・群れのリーダーの飛翔への呼びかけ
・離れたところにいるつがいがお互いの無事を確認する合図
 (まだケータイは使っていないようです)
・親鳥の雛に対する励まし
・独身者や既婚者たちのロマンチックなソロやデュオ

鶴のダンス4)DANCE
以前の研究では、鶴はダンスをすることで求愛や縄張り宣言をしているのだとされていました。確かにそれもあるのですが、次のようなことも分かってきました。鶴たちは、年中、特別な場合というのではなく、老いも若きも、ひとりで、あるいはつがいやグループで、誰かが踊り始めると、皆が踊り始めるのです。つまり、鶴たちは、我々と同じく、単なる踊り好きだということのようです。


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