![]() |
|
|
もしもたまたま街の中心部にあるバス・タクシー乗り場を見つけてしまったり、はたまた運の悪いことに、その人混みに巻き込まれてしまったら、アフリカの昔ながらの混沌とした人の波に驚かされるでしょう。駅周辺の客引きたちは観光客が本物のバスチケット売り場を見つける前に、ニセチケットを売りつけようと待ち構えています。彼らに行き先と希望の出発日時を指定すると、その場でチケットを手渡され、予約は完了して料金を支払わさせられます。これならわざわざ混乱を極める人混みをかき分けて、チケットを買いに行く手間が省けます。しかしながら、チケットに書かれた日時に出発していくれるバスが存在するかどうかの保証はまったくありません。また別の客引きは、希望するバスチケット売り場まで案内してくれるのですが、売り場に顧客紹介手数料を請求します。手数料が支払われなかった場合、その請求先はもちろんあなたに向けられます。さらに別の手口は、親切にもバスまで荷物を運んでくれるのかと思いきや、バスを通り過ぎ、バスからどんどん離れ、バス乗り場から出て、裏で待っている逃走用の車に乗り込んで走り去られてしまうこともあります!
|
|
スタジアム通り(Stadium road)の外れの静かでほこりっぽい裏通りに、貧乏旅行する人に人気のゲストハウスがあります。バス停から徒歩10分、街の中心部へ徒歩で15分くらいのところに位置しています。ここは近隣のケニアやウガンダへ行き来する世界中のバックパッカーたちであふれかえっています。彼らがなぜここにやってくるかと言えば、皆さんお察しの通り、アルーシャのサファリをお目当てにやってくるのです。このゲストハウスでは、平均レベル以上、ユースホステルとほぼ同等のサービスが受けられます。ただ食事だけは(いくらアフリカのペースとはいえ)出てくるのに非常に時間がかかり、内容も平凡なので宿泊客は時々、近くにあるもっと小さくて、いくぶん古ぼけた「ロイテイゲストハウス」(Loitay Guest House)まで食事に出掛けていきます。このロイテイゲストハウスの店内には、テーブルは5つしかなく、うち2つは表のポーチに出してあり、日影にこしかけて、朝の紅茶や夕方のセレンゲティラガービール(Serengeti Lager)を飲みながら、行き交う地元の人々を眺めたり、彼らと話したりできます。
|
|
|
|
Home|Concert Schedule|For first time visitors|Live Photo | Window-shopping|Our Wonderful Earth|Tea break|Links
|